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2010年6月20日 (日)

バブル

しかし妙に現実感のある夢だった。海岸の砂とは確実に違う砂漠の砂の質感が今もこの両手に残っている。なぜこうも砂の違いをはっきり感じるんだろう。私は砂漠になど行ったことも無いのに。

そう思って口の中がカラカラに乾いていることに気付いた。とにかく水だ。水を飲もう。

つい昨日近所のディスカウント酒屋で大量に買ってきたフランス産の1.5リットル炭酸水をまだ冷蔵庫で冷やしてもいないボトルのまま口をつけてごくごくと飲む。乾いた口の中で炭酸水の刺激が広がり、心地よい刺激と共に潤いをくれる。さらにもう一口飲んだ時何か昔の切ない記憶のようなものが形にならずに一瞬過ぎ去っていった。
私はこの一瞬の切なさを感じるために炭酸水を良く飲む。
だから昨日この安い炭酸ミネラルウォーターをあの店で見つけた時は、

「これで好きなだけ炭酸水が飲めるぞ。この町に来てよかった。」

たかが水のことで町の価値を決めるのは馬鹿げているとは思うが、昨日は本気でそう思ったのだ。

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